Ultralytics YOLO27:
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AzureMLでのUltralytics YOLOv5 🚀 クイックスタート#

Microsoft Azure Machine Learning(AzureML)でのUltralytics YOLOv5クイックスタートガイドへようこそ。このガイドでは、AzureMLコンピューティングインスタンスでYOLOv5をセットアップする手順を、仮想環境の作成からモデルのトレーニングと推論の実行まで説明します。

Azureとは?#

Azureは、Microsoftが提供する包括的なクラウドコンピューティングプラットフォームです。コンピューティングリソース、データベース、分析ツール、機械学習機能、ネットワークソリューションなど、幅広いサービスを提供しています。Azureを利用すると、Microsoftが管理するデータセンターを通じて、組織はアプリケーションやサービスを構築、デプロイ、管理できます。これにより、オンプレミスのインフラストラクチャからクラウドへのワークロードの移行が容易になります。

Azure Machine Learning(AzureML)とは?#

Azure Machine Learning(AzureML)は、機械学習モデルの開発、トレーニング、デプロイを目的とした専用のクラウドサービスです。あらゆるスキルレベルのデータサイエンティストや開発者に適したツールを備えた、共同作業環境を提供します。主な機能には、自動機械学習(AutoML)、モデル作成用のドラッグ&ドロップインターフェース、MLライフサイクルをより細かく制御できる強力なPython SDKなどがあります。AzureMLを使うと、アプリケーションへの予測モデリングの組み込みが簡単になります。

前提条件#

このガイドに沿って作業するには、有効なAzureサブスクリプションとAzureMLワークスペースへのアクセスが必要です。ワークスペースをまだ設定していない場合は、公式のAzureドキュメントを参照して作成してください。

コンピューティングインスタンスを作成する#

AzureMLのコンピューティングインスタンスは、データサイエンティスト向けのマネージドクラウドワークステーションです。

  1. AzureMLワークスペースに移動します。
  2. 左側のペインでComputeを選択します。
  3. Compute instancesタブに移動し、Newをクリックします。
  4. トレーニングまたは推論のニーズに応じて、適切なCPUまたはGPUリソースを選択し、インスタンスを構成します。
Azure ML create compute instance interface

ターミナルを開く#

コンピューティングインスタンスが起動したら、AzureML Studioから直接ターミナルにアクセスできます。

  1. 左側のペインでNotebooksセクションに移動します。
  2. 上部のドロップダウンメニューからコンピューティングインスタンスを探します。
  3. ファイルブラウザーの下にあるTerminalをクリックすると、インスタンスのコマンドラインインターフェースが開きます。

Azure MLでターミナルを開くボタンの位置

YOLOv5のセットアップと実行#

それでは、環境をセットアップしてUltralytics YOLOv5を実行しましょう。

1. 仮想環境を作成する#

依存関係の管理には、仮想環境を使用するのがベストプラクティスです。AzureMLコンピューティングインスタンスにプリインストールされているCondaを使用します。Condaのセットアップについて詳しくは、UltralyticsのCondaクイックスタートガイドをご覧ください。

特定のPythonバージョンを指定してConda環境(例:yolov5env)を作成し、有効化します。

conda create --name yolov5env -y python=3.10 # Create a new Conda environment
conda activate yolov5env                     # Activate the environment
conda install pip -y                         # Ensure pip is installed

2. YOLOv5リポジトリをクローンする#

Gitを使用して、公式のUltralytics YOLOv5リポジトリをGitHubからクローンします。

git clone https://github.com/ultralytics/yolov5 # Clone the repository
cd yolov5                                       # Navigate into the directory

3. 依存関係をインストールする#

requirements.txtファイルに記載されている必要なPythonパッケージをインストールします。モデルのエクスポート機能を利用できるように、ONNXもインストールします。

pip install -r requirements.txt # Install core dependencies
pip install "onnx>=1.12.0"      # Install ONNX for exporting

4. YOLOv5のタスクを実行する#

セットアップが完了したら、YOLOv5モデルのトレーニング、検証、推論、エクスポートを実行できます。

  • COCO128などのデータセットでモデルをトレーニングします。詳しくはカスタムデータのトレーニングのチュートリアルをご覧ください。

    # Start training using yolov5s pretrained weights on the COCO128 dataset
    python train.py --data coco128.yaml --weights yolov5s.pt --img 640 --epochs 10 --batch 16
  • Precision、Recall、mAPなどの指標を使って、トレーニング済みモデルの性能を検証します。すべてのオプションを確認するには、python val.py --helpを実行してください。

    # Validate the yolov5s model on the COCO128 validation set
    python val.py --weights yolov5s.pt --data coco128.yaml --img 640
  • 新しい画像や動画で推論を実行します。対応している推論ソースについては、YOLOv5クイックスタートをご覧ください。

    # Run inference with yolov5s on sample images
    python detect.py --weights yolov5s.pt --source data/images --img 640
  • デプロイ用に、モデルをONNX、TensorRT、CoreMLなどのさまざまな形式にエクスポートします。モデルのエクスポートのチュートリアルとONNXインテグレーションのページを参照してください。

    # Export yolov5s to ONNX format
    python export.py --weights yolov5s.pt --include onnx --img 640

ノートブックを使用する#

対話的に操作したい場合は、AzureML Notebook内でこれらのコマンドを実行できます。Conda環境にリンクされたカスタムIPythonカーネルを作成する必要があります。

新しいIPythonカーネルを作成する#

コンピューティングインスタンスのターミナルで、次のコマンドを実行します。

# Ensure your Conda environment is active
# conda activate yolov5env

# Install ipykernel if not already present
conda install ipykernel -y

# Create a new kernel linked to your environment
python -m ipykernel install --user --name yolov5env --display-name "Python (yolov5env)"

カーネルを作成したら、ブラウザーを更新します。.ipynbノートブックファイルを開くか作成するときに、右上のカーネルのドロップダウンメニューから、新しいカーネル("Python (yolov5env)")を選択します。

ノートブックのセルでコマンドを実行する#

  • Pythonセル:Pythonセル内のコードは、選択したyolov5envカーネルを使用して自動的に実行されます。

  • Bashセル:シェルコマンドを実行するには、セルの先頭で%%bashマジックコマンドを使用します。Bashセルはノートブックのカーネル環境を自動的に引き継がないため、各Bashセル内でConda環境を有効化してください。

    %%bash
    source activate yolov5env # Activate environment within the cell
    
    # Example: Run validation using the activated environment
    python val.py --weights yolov5s.pt --data coco128.yaml --img 640

おめでとうございます。AzureMLでUltralytics YOLOv5を正常にセットアップして実行できました。さらに詳しく知りたい場合は、ほかのUltralyticsインテグレーションや詳しいYOLOv5ドキュメントをご覧ください。また、分散トレーニングやエンドポイントとしてのモデルデプロイなど、高度なシナリオについては、AzureMLドキュメントも役立ちます。

よくある質問#

  • 推論やCOCO128を使った短時間のテスト実行にはCPUインスタンスで十分ですが、本格的なトレーニングにはGPUサイズが必要です。コンピューティングインスタンスの作成時にGPU仮想マシンを選択し、python -c "import torch; print(torch.cuda.is_available())"でPyTorchがGPUを認識していることを確認してください。

  • Bashセルはノートブックカーネルの環境を引き継ぎません。各%%bashセルの先頭にsource activate yolov5envを追加するか、作成したPython (yolov5env)カーネルでPythonセルを実行してください。

  • ~/cloudfilesにマウントされたワークスペースのファイル共有内のファイルは、停止後も保持され、ほかのコンピューティングインスタンスからもアクセスできます。インスタンスディスク上のそれ以外のファイルは、インスタンスが存在する間は保持されますが、インスタンスを削除すると失われます。

  • はい。pip install ultralyticsを使うと、同じConda環境でyolo CLIからYOLO26のトレーニング、検証、エクスポートを実行できます。パッケージを使った手順については、AzureMLクイックスタートをご覧ください。

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